湿地学会東京大会

9月2日(土)、3日(日)湿地学会東京大会(法政大学)が開催され、JiVaラムサールから4名が参加しました。以下は3日のエクスカーション体験です。
好天で相変わらず暑い朝9時、東京駅近くからバスで出発。参加者は約40名。我々の年齢はかなり上位でした。視察地は①首都圏外郭放水路、②水元小合溜(みずもとこあいだめ)の2か所。
葛飾区郷土と天文の博物館学芸員をされていた橋本直子さんが同乗して、歴史地理学からの解説つきでした。
① 埼玉県春日部市・首都圏外郭放水路
関東平野を地図でよく見ると、利根川や江戸川といった大きな川以外に、沢山の中小河川があります。洪水時に、倉松川や大落古利根川など5つの河川の水を地下に取り込み、地底50mで総延長6.3キロのトンネルを通じて、江戸川へ流す地下放水路です。13年の工事で2006年に完成した世界最大級のものとのこと。巨大な柱の並ぶ光景は、テレビなどで見た人も多いでしょう。
私たちは、水のトンネルが最後に江戸川への放水を行う排水機場、別名、防災地下神殿を見学しました。116段の階段を降りると、そこには巨大な水槽で、神殿にふさわしい光景が広がっていました。外気温34度に対して20度で、ひんやりしています。巨大なコンクリートの柱は、一本が約500トンで、全部で59本。新たな空間を周りの圧力から守るため必要とのこと。完成後の多量の降雨時、下流の中川・綾瀬川流域での浸水を軽減する大きな効果があがっているといいます。
ここは上下移動の場。再びビル6階分の階段を上ると、神殿の柱の真上は、一面緑のサッカー場で、地元の若者たちが楽しげにサッカーに興じていました。






