尾瀬あやめ平 (群馬県片品村)

2021年7月3日早朝、文字通りバケツをひっくり返したような激しい雨の中、東京駅へ。京急電鉄がストップし集合時間に間に合わないメンバーも出る中、上越新幹線で上毛高原駅到着。行く先はラムサール登録湿地でもある高層湿原の尾瀬です。
2020年8月の発足から10か月、新型コロナによる影響もあり、活動はインドアミーティング一色でしたが、このたび発起人5人が揃ってJiVaラムサール初のフィールドワークが実現したのです。これまで数十回と数えきれないほど訪れたメンバーから生まれて初めてのメンバーまでさまざま。その初心者からの報告です。
東京からの参加者は総勢12名。現地は心配した雨はなく、青空も見える中、マイクロバスで片品村戸倉へ。通常はここから車で鳩待峠へ向かい、徒歩で登山というルートになるわけですが、今回は片品村とのネイチャーツアー企画ということで、特別に村道を経由して富士見峠へと向かいます。上毛高原駅からは約2時間でした。
(鳩待峠ルートが開通するまでは、戸倉から富士見下まで車で行き、そこから徒歩3時間かけて富士見峠へ行くルートだったという時代が続いたそうです。)
富士見峠で新たな地元メンバーも加わって、総勢20名ほどでの徒歩出発は昼12時。まだ滑りやすい木道の足元だけは気を付けながら、気持ちの良い初夏の日差しの中を、標高1960mの高層湿原、アヤメ平へ向かいます。といってもその間は約1㎞。一昨年秋から坐骨神経痛に悩まされ、長く歩けない私にもやさしい、これなら何とか頑張れそうという距離で、実は内心はハラハラドキドキでしたが、順調に歩けてうれしい限り。(ちなみに鳩待峠からアヤメ平は4.5㎞)。
木道はおおむね緩やかな登りなので、燧ケ岳や遠くの戸倉の集落などを眺めながらハイキング気分です。空気がおいしく、眼下に見える天然林の山々の緑が美しい。40分ほどで大きく開けたアヤメ平に到着。至仏山がきれいに見えます。ここは位置的には尾瀬ケ原を上から見下ろせる高台なのですが、国立公園内の規制で木道から外れての立ち入りはできず、長年の夢の尾瀬ヶ原の景色を直接眺められなかったことだけは残念でした。人は欲張りなものです。ここでお弁当を食べ、ドローンでの一同記念撮影などの後、全員無事に下山しました。
夕方、宿であるペンション、シャレー・ラ・ウルスでミーティング。その後の親睦夕食会では、猟師でもある宿のご主人からのシカ肉料理、そして初めてのキハダ焼酎などを堪能。梅雨期の中の奇跡的な好天、この一か月ほどで少し改善した腰痛、そして楽しい仲間たち…すべてに感謝、大満足のフィールドワークの一日でした。さあ、次のフィールドはどこ?









